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ガーベラ

 でも、中には数日経っても、数週間経ってもしつこい痛みが残り、稀に、何年も痛みが長引いてしまうことも。この場合、何かしらの積極的な治療が必要です。なぜなら、痛みはほおって置くとさらなる痛みを引き起こす可能性があるからです。

 皆さんはこんな経験はありませんか?「最初はなにかのきっかけで腰を痛めてしまったけど、そのうち治ると思って様子を見ていたら、だんだん膝や背中まで痛くなってしまった」「デスクワークのし過ぎで肩が凝ったと思っていたら、首筋が痛くなって更には頭痛まで出るようになってしまった」

 どこかに痛みがあるとき、私達は意識的、または無意識的に痛む部分をかばい、他の部分で補っていきます。そのため負担のかかってしまった別の部分に痛みが広がっていってしまうのです。痛みの拡散を防ぐには今ある痛みをいかに早く取り除くかに尽きます。

 これまでの人生の中で、一度も、なんにも、痛みを感じたことがないという人はいないのではないでしょうか。
 「痛み」は、私達にとってとても身近で、日々体験する感覚の一つです。
 「運動しすぎて腰や腕が痛い」「風邪っぽくて喉や頭が痛い」「生理が来たからお腹と腰に鈍痛がある」このような痛みは一過性で、筋肉痛であれば数日、頭痛や喉の痛みは風邪が治ればおさまります。

 このような一過性の痛みは、人間の持つ自然治癒力で、時間の経過とともに改善していくもので心配はありません。

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 では、そもそも痛みってなんでしょう?
 痛みの感覚を他の人に伝えるのってすごく難しいですよね。どれくらい痛いのか、どんなふうに痛いのか。ズキズキ、チクチク、締め付けられるような、激痛、鈍痛、酸痛・・・。痛みを表現する言葉はたくさんあって、それぞれ少しずつニュアンスが違って、でもどれを使っても伝えることは難しいですよね。

 痛みの感じ方は人それぞれです。痛みに敏感な方もいれば我慢強い方もいます。痛みは数値化して一般化できないこと、痛みの閾値が人によって違うこと。

 いたみとこころのかんけい

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 当院では、痛みの治療を3つの方向からアプローチしていきます。
①今ある痛みを取り除く。(トリガーポイント、筋膜アプローチなど)
②痛みの閾値を下げることを目的に、東洋医学的な視点から痛みのベースとなるストレスや緊張、交感神経の興奮を改善する。
③鍼灸治療により免疫力や自己治癒力を高めることで、痛みの長期化を防ぎます。
 まずは筋肉のこりや血流の改善などで痛みを取り除き、同時に個々の患者様の体質に合わせて痛みを起こしにくい身体、自分で治せる身体に変えていきます。

 トリガーとは「引き金」や「きっかけ」という意味で、トリガーポイントとは「きっかけの場所」つまり「痛みを引き起こしている原因(おおもと)」のこと。専門的に言えば「過敏化した侵害受容器」のことです。

 トリガーポイントの最大の特徴は、患者様本人が痛いと感じるところと、痛みを引き起こしている原因の場所が違うということです。
 例えば腰痛の場合、痛むところは腰ですが、その痛みを引き起こしているおおもと(トリガーポイント)は臀部やふくらはぎに存在することがよくあります。そのため痛みのある腰だけを治療した場合、一時的には楽になっても数日、早い場合には翌日には痛みがぶり返してしまうことがあります。これは痛みの本当の原因が腰ではなく、臀部やふくらはぎにできてしまっているトリガーポイントにあるからなのです。この痛みを引き起こしているトリガーポイントを治療することで痛みを取り除き、さらに再発を防ぐことができるのです。
 トリガーポイントができてしまう原因は、大きく二つあります。一つは「使いすぎ」、もう一つは「使わなすぎ」、つまり「動かさなすぎ」です。
 例えばスポーツやトレーニングなどで同じ筋肉を何度も使うと筋肉が疲労し、小さな傷や断裂、炎症が起きてしまいます。その結果、局所的に筋の拘縮や硬結が生じ、トリガーポイントが形成されてしまいます。また、長時間パソコンを使ったり、同じ姿勢でテレビを見たりなど、あまり動かずに同じ姿勢を続けてしまうと筋肉の血流が低下して硬結や癒着が起き、トリガーポインができる原因となります。肩こりや首の痛み、頭痛などがこれに当たります。

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トリガーポイントの負の連鎖

 トリガーポイントができてしまったら、なるべくすぐに治療して取り除くことが重要です。
 なぜならトリガーポイントは放おっておくと、次々と別の場所にも痛みを引き起こしてしまうからです。
 最初は肩こりから始まったのに、だんだん首も痛くなり、そのうち腰や足まで痛くなってしまったという経験はありませんか。どこかに痛みがあると身体はその場所をかばおうとして別の場所に負担がかかり、新たなトリガーポイントができてしまうのです。

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